コンプレフロスを愛用して約2年経ちました。
自身のセルフケアをしたい場合、これ以上にない神ツールだと感じています。
私が実践しているボディビル競技以外にも、サッカーなどスポーツ全般のケアに使えるので、家電と一緒。一家に一つ持つべき商品です。
子供がサッカーをやっているので、週に2回ほど足首や太腿のケアに使っています!
使用も簡単で子供(小4)自身でも巻けるようになりました!
この記事では「コンプレフロスの概要」「効果」「メリット&デメリット」「使用方法」についてまとめています。
コンプレフロスとは
「コンプレフロス」とはドイツのSven Kruse 氏と Sanctbandとの共同研究によって、彼の提唱する「Easy Flossing」のコンセプトを基に開発されたゴムバンドです。
Sven Kruse
ドイツ生まれ。筋膜治療に特化したテクニックを多数提唱。筋膜スティックを使った浅筋膜治療やフロッシングが代表例。
コンプレフロスは幹部にゴムを巻き圧迫することで治療効果を発揮します。
圧迫療法の一つであり、結合組織間で生じている癒着や老廃物の循環の改善、筋膜の滑走性を改善を目指します。
*圧迫療法の代表例は、弾性包帯ストッキングです。大腿部の術後に使用され、足の浮腫予防や血栓の予防に効果があります。(詳細はこちらを要確認
コンプレフロスの効果
コンプレフロスを使用した後、10人中8人は効果にびっくりすると思います。
個人的に自分の体や他者に使用し、感じたのは「むくみの改善」「筋肉間の滑り改善」です。
ボディビル的な観点では「筋肉の分離度が良くなる」点もおまけで記載しています。
むくみの改善
「スポーツ後」や「長時間立ちっぱなし」でふくろはぎの疲労感が溜まっているという方は、一回の使用でむくみを改善することが出来ます。
使用した後のプルップル感は、本当にたまらん❤️
むくみとは、「体内の軟部組織間にある水分」や「リンパ液」といった要素が筋肉の疲労などにより老廃物として貯留しているものを総称します。
体内の水分や血管から染み出した老廃物は腎臓や心臓に循環し、排出されます。
体の抹消部にむくみはたまりやすい性質がありますので、体の抹消部から中枢部に向け圧迫療法を行なっていくのがセオリーとなっています。
筋肉間の滑り改善
続いては、関節を曲げたときに感じる「筋肉のスムーズ」さです。
腕や足を曲げたときに「かるぅっ笑」と感じます
筋肉について、細分化していきます。
筋肉は収縮する際に、アクチンとミオシンの滑走が起こります。
アクチンとミオシンの滑走を邪魔するのが、先程の浮腫や筋繊維の絡まりなどです。
この原因をコンプレフロスの圧迫療法で取り除くことが出来ます。
おまけ:筋肉の分離度が良くなる
ボディビル的な観点では、筋肉と筋肉の境目がクッキリします。
筋肉と筋肉の境目ができることで、綺麗にセパレートされることになります。
ボディビルだけではなく、美しく・カッコいい体を作りたい方にももってこいだと感じます。
コンプレフロスの口コミ
コンプレフロスを選ぶメリット&デメリット
愛用して2年以上経ちますので、コンプレフロスだからこそ選ぶメリットがあります。
デメリットについても考えがあるので、記載していきます。
メリット
治療時間が短く、即効性がある
なんといっても、超短時間で治療を終えることができ、即効で効果を感じることが出来ます。
治療時間も2〜3分程度なので、時間がないサラリーマンやアスリートはもちろん、家事で忙しい主婦層など、幅広い層で愛用できるはず。
ズボラな私でも、超簡単にセルフケアができます!
耐久性があり、2年間以上繰り返し使える
2年以上愛用していますが、コンプレフロスのゴムは切れることなくまだまだ現役で使えることが出来ています。
公式情報として、1万回の耐久性試験をクリアしているようです。
汚れた場合は、水洗いで手軽に清潔感を保つことが出来ます。
中性洗剤を使用し、洗った場合は若干色落ちしてしまったので、水洗いがベスト!
デメリット
血栓がはがされ、心臓や脳に飛ぶリスクがある
禁忌事項の一つで、血栓が心臓や脳に飛ぶリスクがあります。
特に医療の現場では、高齢者や糖尿病患者、高血圧を呈する者に使用する際は注意が必要です。
Drから指示のもと、コンプレフロスを提供する場合は良いですが、提供する側のリスク管理を知ることが重要です。
圧迫療法のひとつであるという認識が事故を防ぐ最も重要なファクターになります。
効果が一時的になりやすい
時短で効果がはっきりと分かりやすい一方、効果が一時的になりやすいです。
しかし、効果を長続きさせる方法があります。
コンプレフロスを同じ部位に1回だけではなく2〜3回繰り返して使用してみてください🙆♂️
さらに効果を感じることができますよ!
時間がある方は、朝・晩の2回に分けるなど定期的に使用を繰り返すと効果を持続させることができます。
コンプレフロスの実践編(使用方法まとめ)
コンプレフロスの実践です。
みなさんが知りたい使用方法を下記部位の順でまとめています。
- 「足首」
- 「大腿部」
- 「腕」
- 「肩」
使用時間は2分程度です。(*それ以上の時間になると血管を圧迫しすぎてしまうため、リスクが増えます。時間は注意が必要です。)
使用方法まとめチャート
ポイントは、抹消(体の先)から中枢(体の中心)に向かって巻いていく
「血液循環&水分の代謝」を促進するため、心臓や腎臓に向かって老廃物を流していきます。
コンプレフロスを体の先から中心に向かって圧迫を加えていく。
「両手で圧迫」「両手で振動&捻りを加える」と効果的です。
関節部に老廃部が溜まりやすいため、自分で関節を動かしていきます。
最後は筋肉の柔らかさを確認します。老廃物が流れ、プルプルになっていたら成功です。
足首
足首の場合は、おがトレチャンネルさんで紹介されている方法をチョイス。
セルフで行う場合はこちらが分かりやすいです。
大腿部
大腿部は部位の中でも一番巻きやすい部分です。
大腿部の外側部に走る筋膜張筋のハリ感などは一発で解消できると思います。
腕
腕の場合はこちらの動画をチェック。
シンプルイズベストです。
肩
これは神動画。
自分で肩に巻く方法です。こんなやり方があったかと感心しました。
騙されたと思ってみてみてください。
購入先
コンプレフロスの類似品です。
価格はコンプレフロスより1000円ほど安いので、まずは試してみたいという方はこちらをチョイス。
コンプレフロス巻き方ガイドの書籍になります。
フロッシングについてより学びたい方は購入しておきましょう🙆♂️
おわりに
いかがでしたか?
コンディショニングの神ツールの一つ「コンプレフロス」。
「時短でケアができる」「しかも即効性がある」「自身のセルフケアにこそ使える」
体をケアしたい&コンディションニングしたい方は一つ持っていて間違いない商品だと思います。
購入先はこちら→公式サンクトバンドHP 商品一覧