スポーツモデルとフィジークはトレーニングの質が全く違う!運動単位の逆転とは?

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タイトル通り、スポーツモデルとフィジークにはトレーニングに置いて、決定的な違いがあります。

そこを理解していなければ、なりたい体から遠回りしてしまうことになります。

一度なりたい体について、深〜く考えてみましょう。

スポーツモデルやフィジークだけでなくボディビル、クラシックフィジークでも、各カテゴリーの体の特徴がありますよね。

では、トレーニングの質(ワンポイント)をまとめていきます。

この記事の内容

求められる体の違い

求められる体が違うということに目を向けていきましょうね。

・スポーツモデル=ストリエーション、繊細なカッティング

・フィジーク=丸み、体全体のボリューム

・クラシックフィジーク=ボディビルの4〜5kg軽い体

・ボディビル=(スポーツモデル+フィジーク)の要素が必要

各カテゴリー別で、違いを細分化しています。

より具体的にみていきましょう。

スポーツモデルとしての細分化

m2が最も好きなスポーツモデル選手。ウィスンさん。

まずスポーツモデルとフィジークの決定的な違いは「脚を見せるのかどうか?」です。(*ボクサーパンツを大会時では着用します。)

そのため、全体のモデルとしての振る舞いが試されています。

スポーツモデルの概念は「最大限に美しく、かっこいい」です。

『顔は小さく、肩幅は広く、ウエストは細く、足は長く』魅せていくことが最も重要です。

・体全体が細分化(各部位の発達が見られること)されていること。

・分離度(各部位がくっきり分かれていること)、鮮明度(脂肪が少ないこと)を高めていくこと。

難しい表現ですが、この表現方法でスポーツモデルの体は作られています。

むしろこの表現方法を知っているか否かで、体もガラッと変わってきます。

是非覚えておいてくださいね。

フィジークの細分化

エドワード加藤選手。間違いなく誰もが認める日本のスーパースター選手ですよね。

フィジークで求められることは「シルエット(バランス)+ボリューム(丸み)」です。

・体の各部位が丸みのある筋肉をしているか?

・シルエットのバランスは取れているか?

スポーツモデルほどの「体のカット(ストリエーション)+絞り」は必要ありません。

ステージ上で映える丸みを残すことが重要です。

トレーニングの質の違い

自分が目標とする体に最短でいくために、トレーニングの方法を理解しておきましょう。

『スポーツモデルとしての必要な分離度(カット)』『フィジークで必要な丸み』はトレーニングの質が違います。

両者の具体的な鍛える方法を紹介します。

理論

Twitterで呟いてもいるんですが、まず運動単位というものを知っておきましょう。

筋肉が収縮するには3つのタイプ(運動単位)があります。

運動単位の3つの特徴

TYPEⅠ:遅筋優位、マラソンランナー

TYPEⅡA:中間

TYPEⅡB:速筋優位、瞬発力タイプ

どのタイプの筋肉を収縮しているのか?イメージします。

さらに、この運動単位には「サイズの原理」というものがあります。

最初に筋肉は小さな運動単位(S運動単位)から力を出し始め、

最終的に一番大きな運動単位(FF運動単位)へと力を移行していきます。

サイズの原理

S型(TYPEⅠ)→FR型・FF型(TYPEⅡ)へ移行

ところが、エキセントリック(ネガティブ)な負荷や急激な重さが筋に加わると筋は危険を回避するため反射的にこの流れを逆転させてしまいます。

つまり、「FF運動単位が最初に発動」するという形になります。

そして、このFF運動単位がコントロールする筋肉、それがTYPE-Ⅱb筋線維なのです。

この特徴を運動単位の逆転といいます。

そして、お待ちかね。

この運動単位の逆転の法則を狙い、ストレッチ種目やネガティブな負荷&急激な負荷をかける種目を狙うと、TYPEⅡb繊維を多く動員させることができます。

つまり、速筋優位の丸みのある筋肉(TUPEⅡb)を刺激することになります。

具体的な方法

丸みのある筋肉・ボリュームのある筋肉を作りたい場合

TYPEⅡbは「丸みのある筋肉」。

ストレッチ種目、高重量でのネガティブ種目を取り入れていく。

例)インクラインサイドレイズ

重量を持ち上げ・下ろす際に、三角筋中部繊維に十分なストレッチがかかるようねちっこくダンベルを操作する。

細かなカット・ストリエーションがある筋肉を作りたい場合

TYPEⅠ、TYPEⅡは「細かなカット・ストリエーションが走る筋肉」

収縮種目、等尺性収縮(スクイーズ)の種目を取り入れていく。

例)サイズレイズ・・・種目が終わり次第、5秒ほどポージングし続けて(スクイーズ)していきます。(等尺性収縮)

まとめ

スポーツモデルで必要な筋肉。フィジークで必要な筋肉。

まとめてみると、こうも違うものなのかと感じます。

自分にとって、必要なトレーニングを理解し、実践していくことは「大会で勝つ。」という意味ではとても重要ですね。

あくまで、趣味で体作りをしている人にとっても有益な情報なのではないでしょうか?

インスタ・Twitterやってるのでそちらに豆知識つぶやいてます。チェックしてね。

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この記事を書いた人

ブロガー | m2 web【経歴】作業療法士(12年目) ▶︎独学でWebマーケを学ぶ ▶︎ブログ・暗号資産・クリプト(NFT)・フィットネスについて発信中 ●埼玉で家族4人と暮らしてます ●最新情報(暗号資産etc..)が好き

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